[応用英文法]【ライティング】使うの難しくない?関係代名詞【初級〜中級レベル】【使い過ぎ注意!】

覚えてないと使うのムリです
<関係代名詞>は、ライティングになるとミスをしやすい文法です。
その理由として、
- 種類が多い
- thatに置き換えられる場合がある
- 省略できる場合がある
であり、文法のルールがかなり複雑だからです。
一方で、<関係代名詞>を多用する方が、結構おられます。
結果として、遠回しな日本語からそのまま英文に訳したような印象になり、言いたいことが相手に伝わりません。
悪い例)
●I will send you an email that I will reply to your email, which tells you about the next meeting.
(あなたのメールに返信するメールを送る予定ですが、内容は次のミーティングについてです。)
✔まずは、<関係代名詞>をおさらいしましょう!
【先行詞が人】
- 主格:who→thatも可
- 目的格:whom→thatも可・省略可
- 所有格:whose
【先行詞がモノ】
- 主格:which→thatも可
- 目的格:which→thatも可・省略可
- 所有格:whose
「whichがいまいち分からないんだよなぁ。。」
「thatっていつ使うんだっけ。。」というような方は、参考書を開いて復習しましょう。
まだまだライティングで<関係代名詞>は、使いこなすことはできません!
「接続代名詞」の働きを意識しよう
✔<関係代名詞>は、代名詞の仲間だということを意識することも大切です。
- 先行詞の代わりに置くのが、関係代名詞
- 先行詞は、<主語><目的語><所有語>の3種類
- 主語→<主格>・目的語→<目的格>・所有語→<目的格>になる
例)
●I will send you an email. The email tells you about the next meeting.
(あなたに、とあるメールを送る予定です。そのメールは、次のミーティングについてです。)
=I will send you an email which tells you about the next meeting.
(次のミーティングについての、メールを送る予定です。)
→<主語>の代わりの置いた<主格>のwhich
※「send you an email」と「reply to your email」は言いたいことが同じなので、どちらか1つでOKです。
✔また、文と文をつなぐ働きもあるので、接続詞の仲間ともいえます。
例)
●I will send you an email. And the email tells you about the next meeting.
(あなたにメールを送る予定です。そして、そのメールは次のミーティングについてです。)
=I will send you an email which tells you about the next meeting.
(次のミーティングについての、メールを送る予定です。)
→「And」でつなぐ文が、関係代名詞により接続された
つまり、言ってみれば、<関係代名詞>は『接続代名詞』です。
常に「<関係代名詞>は、接続詞の働きをする代名詞である」ことを意識すれば、ライティングのミスは減るでしょう。
※ただし、この例文の場合は、下記の方がスッキリして良いライティングになります。
〜I will send you an email about the next meeting.〜
テストやビジネスのライティングでは、文法ミスは避けたいものです。
ぜひ、関係代名詞を使いこなせるようになりましょう!
●現在完了も、ムリヤリ使っていませんか?
こちらもどうぞ→関係代名詞って使わないとダメ?
●抜けてませんか?高校英文法
外部リンク→『総合英語 Evergreen』(いいずな書店)