【全5回】英語プレゼン講座 4
今、一番伝えたいことは何か?
以前、芸術活動をしていたご縁で、アーティストのための英語プレゼン講座をやらせていただいています。
第4回目『これからの活動』のお話です。
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過去3回で、『近況報告』『現在の活動』『経歴紹介』とやってきました。
みなさん英語プレゼンの要領に慣れてきて、メモを書く手が進みます。
最初、だいたいの方が「英語プレゼンは、日本語で言うべきことを、英語に訳して言わなければならない」と思っていました。
しかし実際は、自分が伝えたいことを明確にして、英語で伝わりやすい文章構成で発表することが英語プレゼンです。
そのためには、今”いちばん”伝えたいことは何なのか、自分自身が明確に説明できなければなりません。
「まだ決めてない」はNG!
さて、第4回目のテーマは『これからの活動』です。
海外での活動が決まっている方。
制作のお仕事が入っている方。
そのような方々は、英語の文章構成に沿って、そのお話をします。
一方で、「これからの活動はまだ分からない」という方もいたと思います。
「まだ決めてない」「すぐにははっきりしない」という方です。
もし、現時点で決まったプランがない方は、「ゆくゆくはこれをやってみたい」という話をします。
もしくは、中間報告のようなプレゼンの仕方もあるでしょう。
このように、「分からない」という選択肢は必ず避けます。
文法はちょっとくらい間違えてもいい
時制の完了形や関係代名詞、仮定法や分詞構文。
このような上級で特殊な文法は、なるべく使いません。
また、単数や複数、a(an)とtheの違いなども、あまり気にせず文章を作り書き進めます。
逆に、必ず正しく使わなければならない文法があります。
文型と基本時制です。
5つある文型のうち、3つを正しく使えるように頑張ります。
また、時制は、現在形と過去形、未来形をはっきりとさせます。
このように、抑えるところはしっかり抑え、ゆるくして良いところはあまり考えないようにします。
大切なストーリーの骨組み作り
アーティストには「言いたいことがない」ということは、ほとんどありません。
今回も、皆さんスラスラとメモを書かれていました。
しかも、さすがアーティストだけに、とてもクリエイティブです。アイディアがどんどん出てきます。
あっという間にオリジナル・ストーリーの骨組みを明確にすることができ、素晴らしい授業となりました。
実際、言いたいことがあっても、脈絡なく話すと、せっかくのプレゼンも台無しです。
「今”いちばん”プレゼンしたいことは何なのか?」
英語プレゼン講座を通して、ご自身の考えが改めて明確になったという声も、多くいただきました。
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