【文法】『過去完了』っていつ使うの?

「継続」の過去完了
まず、過去における「継続」を表現する時には『過去完了』を使います。
例:
「中学生の時、1年間名古屋に住んでいた。」
When I was in junior high school, I had lived in Nagoya for one year. (had lived = 過去完了)


ちなみに、過去形でも似た表現で表せます。
「16歳の時、名古屋に住んでいた。」は、
When I was thirteen, I lived in Nagoya.

無理に過去完了を使うこともないんですね?

そうなんですよ。
「過去より過去 (大過去)」の過去完了
過去よりも過去を表す「大過去」も、『過去完了』です。
例:
「外に出たらタクシーが到着していたので、お先に失礼しました。」(「タクシーが到着した」のは、「外に出た」より過去)
The taxi had already arrived when I went out, so I left earlier. (タクシーが到着していた = 大過去)


「タクシーは、到着してすでに待っていた」という意味ですね。

はい。つまり過去形でなく『大過去』です。

間違えて過去形を使ってしまうと、どうなりますか?

「外に出たらタクシーが来たので、お先に失礼しました。」となります。
The taxi arrived when I went out, so I left earlier.【過去形】


「タクシーが来たから乗った」ということか。。意味が変わってしまいますね。

はい。さっさと帰ってしまったことになりますね。

間違うと、ちょっと失礼かも。。

間違えて使うと、意味が変わってしまう場合もあるので気をつけましょう。
「外に出たら、すでにタクシーはそこにいました。」
I went out, and the taxi was already there.【過去形】
これならOK!

なるほど!
スピーキング・ライティングするときに大切にしたいこと
日本語で思いついたことをそのまま英語に訳そうとすると、正しく言いたいことが相手に伝わりません。スピーキングテストやライティングテストでは、文法ミスは減点対象となります。
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