【文法】冠詞の『the』使い過ぎていませんか?
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冠詞のtheはいつつける?
冠詞とは名詞の前につけるa/anやtheのことで、theには「いわゆるあれ」という共通認識の意味があります。
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スピーキングやライティングで、なんとなくtheをつけている人がとても多いのですよ。
当たり前ですが、つける必要がない時はつけることができません。
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aは「1つの」という意味なので理解しているのですが、
確かに、theはなんとなく感覚でつけてしまっていますね。。
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theを使う代表的な例は、下記の通りです。
例:
◯ How bad was the damage?(あの損害はどれくらいだったのですか?)
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すでに起こった事実=共通認識です。
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そうなんだ。。
共通認識の感覚がいまいち理解できていないのかもしれません。
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ちなみに次の例は、共通認識が当てはまりません。
例:
◯ Let’s prepare for risk of damage.(損害のリスクに備えよう。)
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Let’s prepare for the risk of the damage.
は、ダメということですよね?
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この例は一般的な損害とリスクの話なので、共通認識が当てはまらないのです。
ちゃんと意識して「本当にtheをつける必要があるのか?」と常に考えることからスタートしましょうね。
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はい。
でもin the airはどうですか?「その空中」ではないと思いますが。
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どの人にとっても、どこを切り取っても空中は空中ですよね。「別の空中」はありません。
つまり、共通認識が当てはまります。
例:
◯ in the air(空中に)
◯ the time(時刻)
◯ the Kimura(あの木村さん)
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言われてみれば、そうですね。
考えたことなかったなあ。。
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慣れるまでは、意識して気をつけないとダメなんですよ。
日本語にはない概念なので、なんとなく感覚で使うと間違えます。
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はい、これからは気をつけようと思いますっ!
ライティングはtheのつけ方に注意しよう
英会話・スピーキングの場合は、a/an, theといった冠詞はほとんど発音しないため、そこまで神経質になる必要はありません。
ただし、ライティングでは、「the」を使いすぎてしまうと言いたいことが伝わらない可能性があります。英語試験のライティングテストでも、文法は減点対象となります。
それでも、日本人にはない概念なので「theをつけるかどうか悩む。。」という人は多いです。
ハッチ横浜英語教室では、オリジナルのライティングトレーニングを盛り込んだメソッドでレッスンを行なっています。「theの使い方に自信がない」という人は、マンツーマンで指導を受けることをお勧めします。
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