TOEFLリスニングはなぜ速く感じる?|原因と対策
TOEFL®テスト(TOEFL ITP・TOEFL iBT)のリスニングで、受験者の方からよく聞くのが、「とにかく速い」「ついていけない 」という声です。
とはいえ、TOEFLの英語は、ネイティブにとっては「特別に速い」わけではありません。それでも多くの日本人学習者が「速すぎる」と感じてしまうのには、理由があります。
この記事では、
- TOEFLリスニングのスピードの正体
- なぜ日本人には速く聞こえるのか?
- スピードに負けないための具体的な対策
を解説いたします。
TOEFLリスニングはなぜ速く感じるのか?
例えば、TOEFLのリスニングは、学生の日常会話〜大学の講義で使われる、ほぼ自然な英語スピードです。目安としては、大学キャンパスでの標準的な英語と言えます。
ゆっくりでもなく、ネイティブの超高速会話でもない。
つまり、「試験用にわざと速くしている」わけではありません。
では、なぜ受験者には速く感じるのでしょうか。その理由を2つ挙げてみましょう。
理由① 英語を「単語」で聞こうとしている
多くの受験者さんは、リスニングは、こう問題を解いています。
単語を聞き取る → 日本語に訳す → 問題を解く
この「日本語に訳す」で意味を考えている間に、音声はどんどん先へ進みます。
結果として、問題を解いている間に、途中から置いていかれることになるのです。
理由② 音がつながって聞こえている
TOEFLのリスニングでは、次のような音のつながり方をします。
- going to → gonna
- want to → wanna
- did you → dija
- have to → hafa
つまり、単語を1語1語分けて聞こうとすると、どこで単語が切れているのか分からなくなるのです。
TOEFLでは放送は1回しか流されないので、一度「今なんて言ったんだろう?」と考えてしまうと、気づいたときには話が先に進んでいます。
解決策① スピードに負けないための具体策
よくある誤解として、「もっと速い英語をたくさん聞かなきゃ!」と考える方がいますが、実は、これは逆効果になることもあります。
TOEFLで必要なのは、速さに慣れることだけでなく、情報の処理を素早くすることです。
具体的には、
- 単語を日本語に訳さない
- 音のかたまりで意味を取る
- 先読み・予測しながら聞く
といった力を、トレーニングを通して鍛えていきます。
解決策② 自分の発音のスピードを上げる
リスニングが苦手な人や忙しい人ほど、「聞く」だけのインプット練習を行いがちです。
そうではなく、音が聞き取れるようになるまで自分で発音するという大原則を忘れてはなりません。
- gonna → ゴナ
- wanna → ワナ
- did you → ディジャ
- have to → ハファ
のように、自然に口が動くまで練習してみてください。音声が、そのように聞こえ始めるはずです。
ただし、いきなり速いスピードで発音するのはおすすめしません。
- まずは、スクリプトを見ながら音読
- 音声を止めずにゆっくりシャドーイング
- 最後に通常スピードでシャドーイング
この順番が、最も効果的です。
TOEFLリスニングは「慣れ」で必ず楽になる
TOEFLリスニングでは、「主題(問題など)」「話者の目的・関係性」「結論(決定事項など)」が分かれば、正解できる問題が多いです。
そのため、
- 1文聞き逃しても気にしない
- 次の内容に意識を切り替える
といった割り切り方も、スピード対策の一つです。
最初は、誰でも「放送が速い」「気づいたら終わっている」と感じるかもしれません。原因はそもそもの英語力にもありますが、ただ慣れていないだけの可能性も高いです。
正しい練習を続ければ、
- 音が固まりで聞こえる
- 先が予測できる
- 気持ちに余裕が出る
という効果が表れます。
リスニングのスピードは、耳だけでなく、自分の「口」でアウトプットするトレーニングと、考え方で大きく変わってきます。
焦らず、正しい方法で練習を重ねて、TOEFLリスニングを「怖くないセクション」にしていきましょう!
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