形容詞と副詞の違いをやさしく整理【TOEFL対策】
語彙の勉強をしていると、
「形容詞と副詞って、そんなに違うの?」
と疑問に思いませんか?
実はこの2つ、役割がまったく違います。
今回は、TOEFL初級者の方に向けて、意外と知らない形容詞と副詞の違いをやさしく解説します!
① 形容詞は「名詞」を説明する
形容詞は、人・もの・こと(=名詞)を説明する言葉です。
- a complex issue(複雑な問題)
- a significant difference(重要な違い)
- an effective method(効果的な方法)
など、形容詞は、名詞の前に来ることが多いです。
ただし、形容詞句(語が2語以上になる場合)は、名詞の後ろに来ることもあります。
- evidence available for analysis(分析に利用可能な証拠)
このように、説明が長くなると、名詞の後ろに置かれるのが一般的です。
② 副詞は「動詞・形容詞・別の副詞・文全体」を説明する
副詞は、動詞・形容詞・別の副詞・文全体を説明します。
まずは、動詞を説明する副詞から見てみましょう。
- analyze the data carefully(データを注意深く分析する)
- increase significantly(大幅に増加する)
- respond quickly(素早く対応する)
のように「動詞が表す動き」を説明します。「形容詞+ly」で表されることが多いですが、必ずしもそうではありません。
次に、形容詞を説明する副詞です。
- a highly effective method(非常に効果的な方法)
- a relatively small sample size(比較的小さいサンプル数)
この場合、「形容詞の強さや程度」を調整します。
また、副詞は、別の副詞を説明することもあります。
- respond very quickly(とても素早く対応する)
- increase quite significantly(かなり大きく増加する)
この場合、「どのくらい」をさらに加えています。
最後に、文全体を説明する副詞です。
- Interestingly, the result differed from previous studies.
(興味深いことに、その結果は先行研究と異なっていた) - Generally, this approach is considered effective.
(一般的に、この方法は効果的だと考えられている)
文頭に置かれる副詞は、「話し手・書き手の視点や評価」を示す役割を持ちます。
どれもTOEFLのリーディングではよく見られますが、特に副詞は見落とされやすいため、意識しておくことが大切です。
③ 形容詞・副詞は日本人があまり使わないからこそ、意識して増やす
日本語は、意味を伝えるときに動詞や名詞だけで済ませることが多く、形容詞・副詞を細かく使い分ける言語ではありません。
例えば、
- この研究は重要だ
- この問題は難しい
のように、形容詞・副詞を「述語」としてまとめがちです。
一方で、特にTOEFLで使われるアカデミックな英語では、形容詞・副詞を使い分けます。そして、形容詞・副詞が情報の核になることもよくあります。
例えば、
- a significant result(形容詞)
- a complex issue(形容詞)
- an effective approach(形容詞)
- increase significantly(副詞)
- be highly effective(副詞)
- frequently occur(副詞)
そのため、日本人にとっては、「単語数は覚えているのに、内容がぼんやりしてよくわからない」という状態になります。
TOEFL対策では、動詞や名詞と同じくらい形容詞・副詞を増やす意識を持つことが効果的です。
そのためには、形容詞はバリエーションを、副詞はよく使う単語とセットで覚えます。
- important = significant / crucial / essential
- difficult = complex / challenging
- good = effective / appropriate / beneficial
- increase + significantly / gradually
- effective + highly / relatively
- occur + frequently / rarely
このように覚えることで、TOEFLの文章も格段に読みやすくなります。
まとめ
形容詞と副詞は、どちらも意味を補う語ですが、説明する対象が異なります。TOEFLでは、この違いを正確に理解していないと、語彙問題やリーディングで文の意味を取り違えやすくなります。
- 形容詞は名詞を説明する。
- 副詞は、動詞・形容詞・副詞・文全体を説明する。
- 形容詞・副詞は、日本人が意識的に増やすべき重要な語彙。
名詞にはどんな名詞かを示す形容詞を、動詞や形容詞には程度や評価を示す副詞をセットで覚えることで、英文の理解度と表現の精度が大きく上がります。まずは、「この語は何を説明しているのか」を意識しながら読んでみましょう!
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