[アカデミックライティング]【中級者向け】マインドマップでアイディア出し【ポジティブなアイディアを出そう!】

ネガティブな表現はNG!
年に数回、大学でIELTSのライティング講座を担当させていただいています。
「時間がかかって、アイディアがまとまらず結論まで書けない!」と悩む方はかなり多いです。
ライティングのアイディアがまとまらない原因は、いくつかあると思います。
✔まず、文化の違いのせいだと思います。
日本語は曖昧さに寛容ですが、英語はそうではありません。
- ストレートな意見を出すことに慣れていない方
- 深い議論をしたことない方
は、アカデミックなライティングが苦手だと思います。
✔また、考え方のせいもあります。
一般的に、学生さんは「〜しないように」などというネガティブな言い回しの方が多く、
「〜するため」のようなポジティブな表現が苦手な方が多い印象です。
例えば、Q.『なぜ運動するのか?』という議論に、
- 「太らないために運動する」
のような、ネガティブな意見を書く人が非常に多いです。
- 「体と心に良いので運動をする」
のように、ポジティブな意見に変換してライティングするようにしましょう!
残念ながら、ポジディブな意見をライティングできない場合、スコアがあまり伸びないと思います。
単語と文法に気を回しすぎて、アイディア出しを後回しにされておられる方が、多い印象です。
マインドマップでポジティブに
まず、普段からポジティブな意見を出す練習をしましょう!
一人でも、簡単にできる練習があります。
マインドマップというアイディア出し練習です。
●マインドマップとは:
頭の中で考えていることを脳内に近い形に描き出すことで、記憶の整理や発想をしやすくするもの。 (Wikipediaより)
✔マップ状にアイディアをつけていき、一つ一つのアイディアを深く掘り下げます。
なるべくポジティブなアイディアを出すよう頑張りましょう!
例えば、Q.『なぜ運動するのか?』
- 運動
- しんどい
- やる気→ポジティブ!
- 達成→ポジティブ!
- ダイエット
- 好きな服が着られる→ポジティブ!
- 自信がつく→ポジティブ! などなど
「しんどい」→「やめたい」と考えた方は要注意です。
「やめたい」が出ると、もう議論はそこで終了してしまいますね。
「そこまで運動について考えたことない!」というくらい、深く議論できるようになることが必要です。
アカデミックなライティングに、曖昧さは厳禁です!!
マインドマップでポジティブなアイディア出しを習得し、アカデミックなライティングを攻略しよう!
●ライティングの文法は時制が大切です!
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