[ライティング]【初級〜中級者向け】フォーマルなアウトプットが苦手な人の特徴とは?

①『ぼんやり単語』を使う
英語試験やEメールなどで、フォーマルなライティングが苦手な方は、一般的すぎる単語を使いがちです。
一般的すぎる単語はぼんやりしていて具体的でなく、抽象的すぎることが多いです。
例えば、
- 英語は役に立つ:English is convenient.
- 英語学習は興味深い:Learning English is interesting.
- 英語が使えると素晴らしい:Being able to use English is wonderful.
convenient, interesting, wonderfulは、抽象的なぼんやり単語です。
このような単語を使ったアウトプットは、『具体性』に欠けていて、非常に雑な印象です。
フォーマルなライティングでは、この『具体性』が非常に重要です。
例えば、
●英語は役に立つ
→いつ?どこで?
(例)「英語は世界中で通じる可能性があります。その他の言語に比べて役に立つと考えられます。なので、便利な言語と言えます。」
●英語学習は興味深い
→なぜ?:
(例)「小学生で始めた英会話を生かし、高校で交換留学をしました。現地では、文法ミスはあまり気にしないで良いと学びました。なので、場所を変えて英語を学習することは興味深いです。」
●英語が使えると素晴らしい
→どんなふうに?:
(例)「TOEFLのライティングで苦労しています。もっとライティングができたら高スコアを獲得し、アメリカ留学ができます。アメリカでは経済を学びたいです。今後MBA取得という私の夢が叶うと、素晴らしいと思います。
抽象的な単語が、一概に悪いというわけではありません。
フォーマルなライティングのアウトプットが苦手な方は、「ただ説明が足りない」場合が非常に多いです。
②『同じリンカー』を繰り返す
さらに、ライティングが苦手な人は、同じリンカーを使いがちです。
✔リンカーとは:
- 接続詞(if, when, althoughなど)
- 副詞(also, howeverなど)
- 関係代名詞(who, which, thatなど)
など、節と節をつなぐ働きのある単語のことです。
これらのリンカーを使うこと自体は良いですが、同じ段落で、何度も同じリンカーを繰り返し使うのは避けましょう。
幼稚な印象になり、フォーマルなライティングには適切と言えません。
「接続詞ばかり」「副詞ばかり」「関係代名詞ばかり」のライティングも、非常にバランスが悪いです。
分詞を使う分詞構文なども取り入れて、バランスの良いライティングを目指しましょう!
●関係代名詞that、使いすぎていませんか?
こちらもどうぞ→使うの難しくない?関係代名詞
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