アーティストのためのリーディング&ライティング講座 Day 2

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2種類のリーディング

●『アーティストのためのリーディング&ライティング講座 Day 1』のブログはこちら

英語のリーディングには、大まかに2種類あります。

一つ目は、アカデミックリーディング。
歴史や評論のような学術的な話を、英語で読みます。

アカデミックリーディングは、アーティストのみならず、先生やお医者さん、学生さんも読む機会が多いことでしょう。

二つ目は、ポエティックリーディング。
コンセプトやフィクションに基づいた、詩的な表現を読みます。

日本語でもポエティックリーディングをする機会はあまりないかもしれませんが、実は、英語で読むほうが理解しやすいという利点があります。

アカデミックリーディングのヒント

『アーティストのためのリーディング&ライティング講座 Day 2』では、アカデミックリーディングを実施しました。

読んだのは、BankART SILK(横浜市中区)で開催された藤本涼さんの個展『クラウドフォーカスの行方』のカタログです。



こちらのカタログは、私が英文校正をさせていただいたご縁で、今回読むことになりました。

文化芸術創造プロジェクト拠点BankART 1929さんのご厚意、感謝です。

さて、アカデミックリーディングには、いくつかコツがあります。

まず、「非ネイティブでも理解しやすい情報からチェックする」ことが大切!

例えば、写真や挿絵。

文章が何について書いてあるか、一目瞭然です。

そして、『数』や『記号』、大文字から始まる『固有名詞』。

文章の途中でも簡単に見つけられ、意味を推測しやすいからです。

少しハードルを上げて、文と文をつなげる『接続詞』も見つけると良いでしょう。

このように、非ネイティブでも見つけやすく理解しやすい情報からチェックすることは、英語リーディングの大前提です。

このようなテクニックを、スキャニング(scanning)といいます。

スキャニングでわかること

英語のリーディングは、だいたい段落分けがしてあります。

それぞれの段落にあるキーワードを、スキャニングしていきます。

例えば、『数』。

今回のリーディングで『数』が表すものは、アーティストの活動記録や、作品を制作した年です。

つまり、『数』が書いてある段落を読むと、アーティストの経歴が分かるというわけです。

一方で、『固有名詞』。

今回のリーディングでは、ほとんど『固有名詞』は出てきません。

その理由は、藤本涼さん以外の登場人物が出てこないからです。

最初は、「知らない単語ばかり…」と読み始めた参加者さんたちも、だんだん「思ったより簡単…!」と感じた人が多いと思います。

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接続詞を見つけて前後の関係を知る

さらに、文と文をつなげる『接続詞』を見つけて、リーディングしていきます。

繰り返しますが、辞書片手に、アカデミックリーディングをしてはいけません!

まずは、非ネイティブが見つけやすく理解しやすい情報をチェックし、単語調べはそれからです。

気になる意味不明な単語には、印をつけるだけにしておきましょう。

ところで、今回たくさん出てきた接続詞は、”as though 〜(まるで〜かのように)”です。

そう、つまり!

カタログの英文は、例えが多いということが分かりますね。

ちなみに、”as”という単語は、算数の「=」と同じ。

そう、つまり(その2)!

”as”の前後、どちらか側の意味が分かれば、周辺のリーディングの内容は把握できるというわけですね。

だんだん「英語のリーディングって簡単!」となってきませんか??

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英語に取り組む時は順番にやらない

リーディングしている時、知らない単語がたくさん出てくると「うわ〜、もう無理!」となる人は多いと思います。

しかし、リーディングは、その他の技能(ライティング・スピーキング・リスニング)と異なり、そこまで細かく語いの意味が分からなくても大丈夫!

その代わり、スキャニングのようなテクニックで、なんとかカバーします。

それから、上から下へ順番に読まないことも大切!

最初に、タイトルやサブタイトル、段落の数など、全体をゆった〜りと見渡すことが大切です。

その後、スキャニングでより詳しい情報をチェックし、最後に単語調べをして詳細を知ります。

そうすることで、リーディングの時間短縮になるだけでなく、正確な情報を優先的に読むことができるのです。

今日からできるテクニック、スキャニング。

これからも実践してくださいね〜!

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