【発展文法】分詞構文って使わないとダメ?【いつ使う?】

分詞構文とは
分詞には「形容詞」の働きがあります。
これは、以前ブログに投稿しました。
→(●『そもそも分詞って何?』)
ところが、分詞構文になると分詞は文の最初などに置かれ、
分詞を使った部分全体が「副詞(節)」の働きに変わります。
✔【分詞構文を使った副詞節】
- 「〜するとき」
→ <時>を表す副詞の働き
例:「夕飯を食べる時、私は父と話しをする。」
→ Eating dinner, I talk with my father.
- 「〜なので」
→ <原因・理由>を表す副詞の働き
例:「寒いので、私は家の中に入った。」
→ Feeing cold, I went into the house.
- 「〜しながら」
→ <付帯状況>を表す副詞の働き
例:「目をつぶって、私は彼の話を聞いた。」
→ With my eyes closed, I listened to him.
形容詞になったり副詞になったり。
「なんだか分詞構文ってややこしい!」と思っておられる人も、多いのではないでしょうか?
なぜ分詞構文がいる?
ところで、なぜ分詞構文を使う必要があるのでしょう?
そもそも、英文は分詞構文を使わず、接続詞を使って表すことができます。
ややこしい分詞構文よりも、その方が分かりやすい気がしますよね。
✔【接続詞を使った副詞節】
- 「〜するとき」
→ <時>を表すwhen
例:When I eat dinner, I talk with my father.
- 「〜なので」
→ <原因・理由>を表すbecause
例:Because I felt cold, I went into the house.
- 「〜しながら」
→ <付帯状況>を表すand
例:I closed my eyes and listened to him.
このような理由で、「分詞構文って、いつ使うの?」と思われるかもしれないのですが、、、
その理由は、「文を、短くしたいから」です。
- 接続詞を使わない
- 主語は省略できる
分詞構文は文が短くなる分、文法も複雑でややこしくなっています。
しかし、英文の基本は、
『短い=フォーマル』。
その点、リーディングやライティングでは、少しフォーマルで堅苦しい文章で分詞構文を使うことが多いです。
英語試験のリーディングやライティング、
お仕事でのEメールやレポートのリーディングやライティングでは分詞構文を使いこなし、
ぜひフォーマルな英文への理解を深めましょう!
ハッチ横浜英語教室では、英語初心者さんや英語が苦手な方も安心のマンツーマンレッスンを行なっております。
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〜ベストセラーテキストシリーズ「分詞」についての動画です〜
外部リンク→『ひとつひとつわかりやすく。授業用動画』(GAKKEN)