[応用文法]【初級者〜中級者向け】仮定法が分からない!【時制を過去にスライドする理由】

仮定法をおさらい!

生徒さんから、とにかく質問が多いのが、<仮定法>です。

仮定法は、「仮の話」を表す法(mood)ですね。

 

仮定法は、中心となる時制(現実)を軸に、一つ過去にスライドするのがルールです。

  • 現実が現在→【仮定法過去
  • 現実が過去→【仮定法過去完了

 

例えば、

【仮定法過去】

  • If I were you, I would study Chinese more.(もし私があなたなら、もっと中国語を勉強します。)→現実が現在

【仮定法過去完了】

  • If I had studied Chinese more, I would have been an entrepreneur.(もしもっと中国語を勉強していたら、私は起業家になっていたでしょう。)→現実が過去

 

でも、

  • あなたは私ではないので、そんなに中国語を勉強しません。
  • 私はそんなに中国語を勉強しなかったので、起業家になりませんでした。

のように、<直説法>でも表せます。

 

仮定法のような応用文法は、リーディングでは必ず出てきます。

ですので、<仮定法>と<直説法>、どちらも理解しておく必要があります。

なぜあえて仮定法を使うの?

つまり、<仮定法>の文章は、<直説法>に言い換えて表してもかまわないのですが、

「なぜあえて仮定法って使うんですか?」という疑問が出てくる方が多いようです。

 

実は、仮定法に限って、遠回しに「現実味のなさ」を表現することができるのです。

ストレートな表現が多い英語には、遠回しな表現があまりないんですね。

 

仮定法は、遠回しに「現実は起こらない=仮の話ですよ」感を出します。
はっきり言って、すごくややこしいです。

 

ややこしいので、カッコいい文法です。

カッコいいので、応用文法なのです。

 

スピーキングやライティングでも、より深い議論をする際に、仮定法は欠かせません。

英語試験を受ける方は、必ず理解しておきましょう!

 

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外部リンク→『総合英語 Evergreen』(いいずな書店)