【TOEFL ITP】大学の単位認定をめざすには「文法の見直し」から

大学の単位認定には少なくともTOEFL ITP430点以上が必要
TOEFL ITPテストは学校でのみ実施される団体テストで、大学の進学、クラス分け、進級のための英語力を測定します。大学で単位認定を受けたい場合、最低でも430点は必要と考えられます。
TOEFL自体もともと留学希望者向けテストなので、言うまでもなくTOEFL ITPテストも難易度がかなり高いです。いくら勉強ができても、「英語に自信がない人」や「海外に長期滞在したことがない人」にとってはかなり難しいテストといえるでしょう。
さらに、TOEFL ITPは時間配分が非常に難しいテストです。
【TOEFL ITPのテスト内容】
- Section 1:リスニング 約35分(50問)
- Section 2:文法 25分(40問)
- Section 3:リーディング 55分(50問)
TOEFL ITPでは、まずSection 2(文法問題)のスコアを上げるのが一般的な対策方法です。
【TOEFL ITP Section 2】
- Structure:空所穴埋め問題 15問
- Written Expression:誤り探し 25問
合計40問と問題数は多いものの、3つのセクションの中では、比較的点を上げやすいセクションです。40問中およそ20〜25問くらい正解できるようになると、楽に合格点が取れる可能性が高いです。そのためにも、時間内に1問でも多くミスしないよう回答することが大切です。
ただし、こんな方は要注意。一般的に、文法力が劣る傾向にあります。
【文法力が不足している人の例】
- 推薦入学で進学した人
- 系列の学校へ内部進学してきた人
- 簡単な英会話などコミュニケーションだけ得意な人など
TOEFL ITP文法やり直しで必要な項目
TOEFL ITPの出題傾向を踏まえると、熟知レベルで習得しておくべき項目は下記の通りです。
【TOEFL ITPのため習得しておくべき文法】
- 文型・品詞
- 時制
- 能動態・受動態
- 助動詞
- 不定詞・動名詞
- 分詞・分詞構文
- 仮定法
- 比較
- 関係代名詞・関係副詞
- 接続詞
- 強調構文・倒置
<私自身の経験からも『文法やり直し』お勧めします。:私は子どもの頃英会話に親しんでいたため、英語にはちょっとだけ自信がありました。しかし、アメリカ留学するためTOEFLを受験しなければならなかったのですが、文法をぼんやりとしか理解していなかったので、複雑な長文が読めないどころか簡単な文章すら理解できなかったのです。
一念発起して文法を熟知レベルになるまで学び直して、難しい英語の長文もスラスラ理解できるようになりました。歳を重ねた現在でも年を追うごとに楽に長文が読めるようになっていて、今でも『文法やり直し』の大切さを実感しています。>
大学生にとってTOEFL ITP 430点以上の英語力は卒業後も有利
Section 2の正解率が25問くらいになると、「大学生が習得すべき英語の語彙力と文法力がしっかり身についている」という目安になります。これくらいの英語力がついていると、卒業後も生かせるくらいの英語力がついたと考えてもよいでしょう。
就職活動のためにTOEICというビジネス英語試験を受験する人も多いといますが、TOEFL ITPで500点以上を取ることができれば、就職に有利と言われるTOEIC600点はかなり楽にクリアできると言えます。
TOEFL ITP430点をクリアするのに欠かせないのは、まずは「文法力」。大学の単位認定で必要なTOEFL ITP 430点以上を目指す人は、テスト日からさかのぼり、まずは文法や語彙から計画的に学習を行いましょう!
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