【TOEFL ITP】リーディングで苦手なトピックが出た時の対処法

TOEFL ITPリーディングでよく出るトピック
TOEFL ITPのリーディング問題(Section 3)は50問あり、制限時間55分です。時間がかなり短いので、苦手なトピックの問題に時間を取られてしまうと、後半はほぼ読まずにマークシートをただ塗りつぶすだけ。。。そんな人が多いようです。
一般的に試験というのは、後半に行けば行くほど難易度が上がる傾向にあります。しかし、テストによっては、後半に簡単な問題が出ることもあります。「リーディングに苦手なトピックがある」という人は、時間をかけすぎてしまい後半に出てくる簡単な問題も解けていない可能性があります。
【TOEFL ITPのリーディングでよく出るトピック】
- 心理学
- 考古学・人類学
- 教育・言語学
- 政治学
- 芸術学
- 経済学・商学
- 植物・動物学
- 地理・地質学
- 天文学
- 環境学など
どのトピックが出ても、専門的な知識はいりません。しかし、TOEFL ITPのリーディングはパッセージ(本文)の文脈をとらえる必要があります。
TOEFL ITPリーディングの基本は「サクセスストーリー仕立て」
TOEFL ITPのリーディングパッセージは、基本的にサクセスストーリー仕立てになっています。
【人類学の場合】
- 大昔の衣類は天然素材でできていて、体を保護する機能がなかった
↓ - 体を保護する素材も使われる技術が進歩した
【商学の場合】
- アメリカ西部は乾いた土地が多く作物ができなかった
↓ - 水を引く技術が進歩した
というように、「人間の努力により技術が発展したおかげで社会が良くなった」というストーリー(文脈)が多いです。(逆に、すでに技術が進歩した現代のみをテーマとしたトピックは少ないと考えられます。)
もちろんテストに「絶対」はないので、毎回必ず同じ文脈とは言えませんが、TOEFL ITPのリーディングはこのような傾向があるということを頭に入れておけば、苦手なトピックが出ても落ち着いてテストを進めることができるでしょう。
細かい内容より「文脈」をとらえる
「苦手なトピックに時間を取られてしまい、時間がなくなってしまう」という人は、細かいことに気を取られてしまう傾向にあります。また、自分だけの「マイルール」にこだわってしまう人も、なかなかリーディングの点が安定せず苦戦するでしょう。
TOEFL ITPのリーディングは、細かい部分まで熟読する必要はありません。「必要なところだけ」読めばいいのです。しかし、TOEFLは世界中の人が受けるテストなので当たり前なのですが、学校の科目としての英語とは違って出題範囲が決まっていません。単語をいくら覚えてもキリがないと同時に、暗記や攻略テキストだけで、誰でもすぐに点が取れようになるほど簡単なテストではないということも理解しておきましょう。
TOEFL ITPのリーディング問題は、制限時間が55分しかない短いセクションです。少なくとも、パッセージは文脈でとらえられるようになっておかなければなりません。文脈をとらえるのが苦手な人は、基本の「語彙力」「読解力」が足りない人が多いです。思い当たることがある人は、日々パッセージを文脈でとらえる練習を根気よく行うことを強くお勧めします。
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