留学にはTOEFL?ESL?違いと選び方

TOEFL®テストは、英語を母語としない人の英語力を測る試験です。アメリカやカナダをはじめ、多くの大学や大学院で入学条件として採用されています。

一方、ESL(English as a Second Language)は、英語力を伸ばすための教育プログラムです。多くの大学やコミュニティカレッジに併設されており、主に英語力が入学基準に達していない学生が利用します。

つまり、

  • TOEFL=英語力を証明する試験
  • ESL=英語力を現地で身につけるコース

という違いがあります。

この記事では、海外留学に伴う「TOEFLで基準を満たして直接進学する方法」と「現地のESLで英語力を高めながら進学する方法」の違いについて解説します。

留学にはTOEFLが必要とは限らない

留学というとTOEFLのスコア提出を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、学校によってはESLコースを経由して正規課程へ進学できる場合があります。

そのため、ESLは英語力が不足している状態でも進学できるルートではあります。しかし現実には、現地での授業はすべて英語で行われます。つまり、内容理解や課題提出も「英語のみ」で対応しなければなりません。

特に、文法やライティングの解説は、初心者が英語で理解するには難易度が高いと言えます。ある程度英語が身についていない場合は、同じ国の学生同士で固まりやすくなったり、授業内容の理解に時間がかかるケースもあります。そのため、ESLで学ぶ場合でも、一定の基礎英語力がある方が授業に適応しやすいのが実情です。

しかしその一方で、現在の英語力や留学時期によっては、TOEFLスコアの取得を目指すのではなく、ESL経由の進学が適している場合もあります。

TOEFLがおすすめなのはどんな人?

TOEFL対策が向いているのは、すでに一定の英語力があり、入学までの期限が決まっている人です。

例えば、

  • 希望校がTOEFLスコア提出を求めている
  • 英語の基礎力はある程度身についている
  • できるだけ早く正規課程に進学したい

といった場合は、TOEFL対策に集中した方が、最短で大学や大学院に入学できるケースが多いでしょう。

ただし、目標スコアまで大きな差がある場合は、短期間でのスコアアップが難しいこともあります。現在の英語力と留学時期を踏まえて計画を立てることが大切です。

ESLがおすすめなのはどんな人?

ESLは、英語力を高めながら留学準備を進めたい人に向いています。

例えば、

  • 現在の英語力が入学基準に届いていない
  • 英語で授業を受ける自信がない
  • 現地の学習環境に慣れながら英語を伸ばしたい

といった場合です。

また、学校によっては、ESL修了後にTOEFLスコアなしで正規課程へ進学できる制度を設けていることもあります。コミュニケーション重視の場合(スポーツ留学など)は、ESL経由の入学を目指す方が向いているかもしれません。

ただし、ESLに進学する場合は、その分留学期間や費用が増えるため、事前に予算を確認しておきましょう。

まとめ

TOEFLとESL経由の進学は、どちらかが優れているということではありません。入学までの役割やルートが異なるだけです。

もし英語力が十分にあり、入学条件を満たせそうな場合はTOEFL対策が近道になることがあります。一方で、目標スコアまでの差が大きい場合や、英語力そのものを伸ばしたい場合は、先に現地入りしてESLからスタートする方が現実的なケースもあります。

大切なのは、「自分の現在地と留学計画に合っているか」を基準に選ぶことです。自分に合った進学ルートを見極め、計画的に留学準備を進めましょう!

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