【TOEFLリーディング】『スキャニング』ってやらないとダメ?

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重要な速読スキル『スキャニング』とは?

英語ネイティブでない人や、バイリンガルレベルの英語力のない人が、TOEFLのような難易度の高い長文リーディングをするのはかなり大変です。

そこで、重要キーワードをさっとチェックする『スキャニング(Scanning) 』という速読スキルを使います。

【重要キーワードとは?】

例:

  • 固有名詞(人名、地名、機関名など)
  • 数(in 1952、the twentieth century、firstなど)
  • クオーテーションマーク(学者などの台詞)
  • イタリック体(作品名など)
  • ポジティブワード(efficientなど) / ネガティブワード(inefficientなど)

このような重要キーワードは、正答のヒントである可能性が高いです。

これらのキーワードそのまま答えに書かれているわけではありませんが、TOEFLで『スキャニング』はかなり重要な速読スキルといえます。

『スキャニング』しないとどうなる?

では、もし『スキャニング』をしないでリーディングするとどうなるでしょうか?

  • 読むのに時間がかかります。
  • 正解率が下がります。
  • リーディングだけでなく、全体のスコアが伸び悩む原因となります。

よく「時間をかけたのに、正解が選べない」、「迷って、『正解でないほう』を選んでしまう」という人がいます。これは、『スキャニング』がしっかりできていない可能性が非常に高いです。

ここで大切なのは、「本文は全部読まない」ということ。(全部スラスラ読めるくらいなら、とっくに目標点は取れていますよね!)

ただし、重要キーワードをさくさくと見つけられるようになるにはそれなりのトレーニングが必要です。雑にやると効果がありません。「固有名詞」といっても人名、地名、機関名など色々ありますし、「数」といっても数字で書かれているとは限らないのです。

『スキャニング』はすぐにできるようになったと錯覚しがちな人も多いので、焦らずしっかりと身につけていくことが大切です。

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リーディングを
雑に進めていませんか?

TOEFLにも簡単なリーディング問題は出ます

TOEFLのリーディングセクションでは、「前半の問題は簡単で、後半どんどん難しくなる」と言われています。

しかし、問題文と選択肢(A〜D)が長くなるだけで、問題自体の難易度がそこまで上がるわけではありません。

つまり、前半に時間をかけすぎてしまうと、中盤〜後半の問題にたどり着く前に時間切れになります。このような人は、いつまで経ってもリーディングで点が取れるようにはなりません。

一般的に、「解ける問題を、確実に解く」ができれば、最低ラインの目標スコアは取ることはできます。一問一問に時間をかけすぎないためにも、『スキャニング』のような速読テクニックは欠かせないのですね。

まとめ

TOEFLのリーディングセクションは、平均「1問1分程度」で解かなければなりません。

当たり前ですが、1つ1つ完璧に理解しながら解いていく時間などないことが分かります。

そのため、『スキャニング』のスキルは必須です。ぜひ習得しましょう!

ただし、『スキャニング』は適切なトレーニングを行わないと効果的には身につきません。

ハッチ横浜英語教室では、長文リーディングが苦手な人でも「語彙」「文法」といった基礎をおさらいしながら『スキャニング』を身につけることができるレッスンを行っています。

オンラインでの無料体験レッスンも実施していますので、ご興味のある方はお気軽にご相談ください。

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TOEFL、IELTSは
リーディングセクションから攻略しよう!
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