TOEFL ITP® 550点の「壁」の超え方

大学

「基礎+形式理解」でスコアは伸ばせる

TOEFL ITPで550点を超えるには、かなりの英語力が必要です。
主に大学院受験で設定される目標点とされますが、英語学習に取り組む社会人にとっては大きな「壁」でもあります。

一般的に、550点の手前で止まっている方の多くに共通するのが、

という点です。

TOEFL ITPではアカデミックな語彙もたくさん出てきますが、設問形式がある程度パターン化されています。そのため、形式に慣れるだけでも点数は安定するはずなのです。

ー なぜ550点がなかなか超えられないのか?
ー どうすれば550点の壁を突破できるのか?

今回は、550点突破を目指す方のための具体的な対策をご紹介します。

セクション別:550点突破のためのポイント

TOEFL ITPは、以下の3セクションで構成されます。

  • Section 1: Listening Comprehension(リスニング・50問)
  • Section 2: Structure and Written Expression(文法・40問)
  • Section 3: Reading Comprehension(読解・50問)

※各セクションのスコアは31〜68点(合計スコアの範囲は310〜677点)

550点を目指すには、各セクションで「おおむね50点以上」が必要です。

Listening(リスニング)

  • 会話/講義形式の音源に慣れる
  • 「選択肢先読み」によって話の流れをつかむ
  • もし聞き逃してしまっても、パニックにならない練習が必要

Structure and Written Expression(文法)

  • 空所前後の「文構造」を見るクセをつける
  • 関係詞・時制・能動/受動など頻出文法項目の徹底理解
  • 時間をかけずに解ける/速く解き過ぎない

Reading(読解)

  • 長文に慣れるため「毎日1題」で徹底理解
  • 要旨を読むトレーニング(スキミング)
  • 辞書に頼らず文脈で意味をとる練習を積む(スキャニング)

550点の壁は「分析」と「慣れ」で超えられる

本番形式の模試を定期的に取り入れ、以下をチェックしましょう:

  • 各セクションの時間配分
  • 誤答の傾向(選択肢の読み違い/文法パターンの見逃し)
  • 得点源になっている/足を引っ張っている分野

模試の点数そのものよりも、「なぜ間違えたか」を分析して復習することが大切です。

550点は、決して“上級者向け”のスコアではありません。むしろ「基礎を固め」と「正解率の精度を上げる」ことで到達可能な目標です。

「あと一歩が足りない…」と感じている方は、学習内容を見直し、弱点の発見→集中対策→再チェックの流れをつくってみましょう。


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