【TOEFL】高校留学のリーディング

反抗期真っ盛り…高校留学
以前、ボーディングスクールへ留学を目指す学生さんの、リーディング授業を担当したことがあります。
渡米を間近に控え、SSAT(Secondary School Admission Test)の勉強を頑張っている中2男子です。
アメリカの高校は日本の高校とはかなり違っていて、取る授業は自分で決めます。
担当し始めた当初は、ちょっと大人びた中学生といった感じですが大人しく、自主性がある生徒には全く見えませんでした。
おまけに、勉強が大っ嫌い!
一歳違いの兄がアメリカの高校に留学中とのことで、「自分は嫌だけどなんとなく留学することになった」という感じです。
しかし、担当しているうちに打ち解けてきて、現在の弱点や課題なども一緒に考えるようになりました。
講師が一方的に指示するのではなく、「一緒に考える」時間が、とても大切だと感じたのを覚えています。
自主性を尊重!
実は、最初の頃は目も合わせてくれず、問いかけにも「はぁ」とか「まぁ」とかしか言いませんでした。
授業は、聞いてるのか聞いてないのか分からないくらい、ツマラなさそう…
代わりに、「一緒にやってみよう!」という授業に変えてみました。
できる限り干渉しないようにして自主性に任せ、「できなければ自己責任」にしようと決めました。
どうやら、言われてやるより、「よく分からないけどチャレンジしてできたら超うれしい!」という性格。
細かいことは苦手ですが、度胸があるというか、肝が座っています。
というわけで、リーディングは、復習よりは予習を重視しました。
「細かいことは気にしない」という感じで、新しいことをゲーム感覚で進めていく。
単語も、暗記してくるというよりは、文脈から推測してカンで答える。
外れると、すごく悔しそうです。
15歳にして家族と離れ、文化も生活もすべて違う環境で暮らす不安はとても大きいことでしょう。
しかしすぐに慣れ、たくましく困難を乗り越て充実した生活を送ることも想像できます。
数年後、彼と再会してみたいです。
楽しいハイスクールライフをエンジョイされることを祈っています!
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