【初級】ネガティブ?日本人の英語
ネガティブ過ぎ?日本人的アウトプット
日本のビジネスパーソンは、仕事のことをブラックジョークにする人が多いです。
「疲れる…」
「残業がしんどい…」
「通勤電車が地獄…」
「早く帰りたい…」
これを英語にすると、
I get tired….
I usually overwork….
I hate crowded trains….
I wish I could go home early….
そもそも日本語表現は、へりくだるのが当たり前。
なので、日本人の心の声をそのまま英語にすると、かなりネガティブな英語表現になるのは当然ですよね。
でも英語って、なんだか強い意志を持って、ポジティブに物事を語るイメージがあります。
スティーブ・ジョブズのプレゼンとか、アメリカ大統領のスピーチとか。。。
だったら、英語は、もっとポジティブにアウトプットしなきゃ!
そう考える人は、多いかもしれません。
『日本人の英語』があってもいいじゃない!
確かに、英語のポジティブ表現はかっこいい。
へりくだる日本文化よりも、英語は、率直ですがすがしい。
しかし、シンガポール英語やインド英語があるのと同じで、『日本人の英語』があってもいいじゃないですか!
なので、ブラックジョーク的な表現も、ぜひ覚えていただきたいと思うのです。
でも、英語で、相手に伝わらないと意味がない。
じゃあ、どうすればいいか??
ブラックジョーク的に英語でアウトプットをする場合、後半に、発言のポイントを置きます。
話の後半(結論)の内容を工夫すると、アウトプットはポジティブにまとまりやすいのです。
●「疲れる…」I get tired….
↓
「でも、同僚に助けられている」But my coworkers help me.
●「残業がしんどい…」I usually overwork….
↓
「でも、休憩を多めにとっている」But I take a break many times.
●「通勤電車が地獄…」I hate crowded trains….
↓
「でも、ちょっと早く家を出ようと思っている」But I will leave home earlier.
●「早く帰りたい…」I wish I could go home early….
↓
「でも、長い夏休みが取れると思う」But I hope to have a long summer vacation.
そう、
“But〜”がポイントなのです。
英語は、butの後ろに結論を語ることが多い。
だから、ネガティブに始めても、アウトプットはバランスよくまとまります。
こんな感じで、「英語で話すときも、『日本人の英語』をなくさずに!」というのが私の理想。
そうすることで、外国人風のノリに惑わされず、会話の主導権もこちらが握れるというものです。
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