『遠慮』を英語で言うと?【言い換えのポイント】

辞書で調べてみた

「まあまあ、遠慮しないで〜。」など、日本語では『遠慮』と言う言葉をよく使います。

では、『遠慮』は、英語でどう表現するのでしょうか?

 

和英辞書で調べてみました。

【遠慮】

consideration for others  (『英辞郎 on the WEB』より)

 

他人(others)のための考慮(consideration)、ですね。

 

でも、この訳にはちょっと疑問が残ります。

私たちは、『遠慮』を「他人のための考慮」という意味で使っているでしょうか?

 

「遠慮しないで。」

“Don’t show any consideration for others.”(他人のための考慮は見せないで。)

 

…なんか、変ですよね?

「↑他人のための考慮をしてない人(?)」

 

実際は、私たちが『遠慮』を使うとき、こんな意味で使っているはずです。

 

  • 「遠慮しないで食べて。」→「食べなさい」という強い表現を避ける

 

「最後の一皿。遠慮しちゃったな〜」

「昨日カレーだったんで大丈夫で〜す」

 

このように、日本語を英語に訳すときは、日英直訳を避けることが大切です。

別の表現で「言い換え」する

上記のように、スピーキングやライティングで英語をアウトプットする時には、

  • 日英直訳を避ける

ことが必要です。

つまり、直訳が当てはまらなければ、表現を「言い換え」しなければなりません

 

『遠慮』の場合、

  • 「遠慮しないで食べる」→「自由に食べる」(feel free to eat some  /  help yourself   など)
  • 「遠慮する」→「待つ」「お先にどうぞ」(wait a while  /  please go ahead   など)

などが当てはまります。(他にもあります。)

「言い換え」といっても、そこまで難しい表現に言い換えるわけではないことに注目しましょう!

 

しっくりくる「言い換え」は、辞書で調べてもなかなか出てきません。

辞書は、使い方に工夫が必要です。

「結局、直訳…」

 

ちなみに、上記の表現は学校でも習うので、「なんか聞いたことある…」という方は多いと思います。

  • 「自由にやる」→feel free to 〜  /  help oneself      など
  • 「待つ」→wait a while    など

 

もし、このような英語表現を「全く聞いたことない!」という方は、間違いなく基本知識が足りないです。

(英語のアウトプットに時間がかかる人は、語彙の知識が足りないことがほとんどなのです。)

まずは、中学生で学ぶレベルの知識を増やしましょう。

「何でもかんでも詰め込まないこと」

”否定文”は使わない

ここでは、『遠慮』を、「相手を気遣う気持ち」と理解します。

ですので、

  • I would (I’d) like to 〜
  • Please 〜

のような、丁寧な表現を使うとうまくいきます。

 

「遠慮しないで食べて。」

  • “Feel free to eat some, please.” 
  •  “Please help yourself.” など

「遠慮させてもらいます。」

  • I’d like to wait a while.” 
  •  “Please go ahead.” など

(*pleaseは、文頭・文末どちらにつけてもOK!)

「文化を超えて通じる”グローバルな表現”」

 

逆に、日英直訳でやりがちな

  • Don’t 〜
  • I don’t 〜

のような、notを使う否定文は、なるべく避けると良いです

 

間違えではないのですが、否定文を使うと、日英直訳っぽさが増してしまいます。(つまり”伝わらない英語”になります。)

  • 「遠慮しないで。」→Don’t show any consideration for others.”(他人に考慮を見せないで。)

 

いかがでしょうか?

 

『遠慮』は日本の文化ですが、こんなふうに英語でも表現できますよ。

英語ですらすらアウトプットできるようになると、便利なだけでなく、とても楽しいです!

 

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