【スピーキング】日本人が英語で「議論」するということ

英語こそ「議論」向き!
IELTSやTOEFLといった英語試験のスピーキングテストでは、
お題について「議論」を行うタスクがあります。
〜外部リンク〜
TOEFL iBT® Speaking Practice Questions
議論は英語で「discussion」。
反対意見を持つ相手がいる議論の場合は、「debate」とも言い換えられます。
しかし、日本には
「先生と生徒」
「先輩と後輩」といった上下関係の文化があるため
「日本人は議論に慣れていない」という意見が多いです。
確かに、私の講師経験からも、
集団授業で積極的に質問したり、意見を発言したりする学生さんは少なく、
(自ら選んで取ったにもかかわらず)
一クラスに半分もいないといった状況は長年変わりません。
一方で、「英語なら、言いたいことが言える」という人も、少なくありません。
日本では先生同士にも上下関係がありますが、
英語の文化では、互いを”呼び捨て”で
意見を言い合います。
つまり、英語だからこそ、
「議論」で率直に意見を言うことは、ハードルが低いと言えるのです。
そのため、
英語で議論するときは、「自分は英会話が苦手だから。。」などと、
最初からハードルを上げすぎないことが重要です。
「具体性」がポイント!
英語の議論では、
- 結論から話す
- 具体的に話す
- 客観的に話す
ことがポイントです。
ちなみに、日本語の場合は真逆で、
- 説明から話す
- 抽象的に話す
- 遠回しに話す
というふうに、”話し合いベース”の議論が多いです。
このような議論の場合、意見が「主観」になったり、
何が言いたいのか分からないぼんやりした意見になったりします。
特に、英語の議論では『具体性』を意識しましょう!
例えば、
「SDGsの実現は、難しい。」
- なぜ難しいか
- いつ難しいか
- どこの誰にとって難しいか
- 今後どれくらい難しいか
etc.
英語の「議論」が苦手と感じる人は、日本語でも意見を出せない可能性が高いです。
そのような人は、なるべく社会の動向に興味を持ち、
「なぜ?」
と自問自答してみると良い練習になります。
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