【気をつけよう】thatの使い過ぎ【関係代名詞】

関係代名詞の種類

関係代名詞、使いこなせていますか?

はい!
使えていると思います。

thatは関係代名詞だけでなく、普通の接続詞の場合もありますが、区別できていますか?

え〜っと、、、どうでしょう。。
関係代名詞とは、
- 代名詞
- 接続詞
が合わさった文法で、【名詞】に【説明】を加えることができます。
- 例 1:【説明】2区を走る+【名詞】駅伝選手
- 例 2:【説明】名だたる高校生が行きたがる+【名詞】大学
etc.


はい。
私も、説明を加える時には関係代名詞を使っています。

ここで、関係代名詞をちょっとおさらい。
【説明】を加えられる【名詞】(駅伝選手、大学)を、『先行詞』といいます。
【関係代名詞の種類】
先行詞が人 | 先行詞が物・動物 | |
主格 | who, that | which, that |
目的格 | whom, that | which, that |
所有格 | whose | whose |

先行詞が人でも物でも、説明を加えるには、大体thatでつなげばOKですよね??
who, which, whomは、そもそも必要ないような。。

いえいえ。
そういうわけではありませんよ〜。
thatが適する場合

先行詞により、thatのほうが好まれる場合があります。

えっ!
そうなんですか?
【thatが適する先行詞】
- all/every/no+名詞
- the only/the same+名詞
- the+最上級+名詞
- the+人 and 物

これら以外の場合、通常who, which, whomが適します。

なるほど。
考えていませんでした。。

ただし、絶対のルールではありませんし、スピーキングや英会話ではthatを多用する傾向もあります。
しかし、ライティングの種類によっては、よく考えて使い分ける必要があります!
thatを使う時の注意点

そもそも、ライティングでthatを多用するのは、お勧めしません。

どういうことですか?

thatには他にも、こんな働きがあります。
- 名詞
- 形容詞
- 従属接続詞
- 同格接続詞

多い!!

はい。
説明を加えようとすると、「thatだらけのライティング」になってしまいます。

無意識に使いすぎているかも。。

1つの文に、thatが何度も出てくるライティングはNGです。
日本語を直訳したような文になってしまい、要点が相手にうまく伝わらない例を見てみましょう。
NG例)
「あなたのメールに返信するメールを送る予定ですが、内容はあの(例の)ミーティングについてです。」
↓
I will send you an email that I will reply to your email that tells you about that meeting.

ある程度言いたいことは伝わるかもしれませんが、何が要点なのか、よく分からないライティングです。

そうですね。

では、こちらはいかがですか?
OK例)
「あなたのメールに返信するメールを送る予定ですが、内容はあの(例の)ミーティングについてです。」
↓
Replying to you, I will send you an email which tells you about that meeting.

とてもスッキリしたライティングになりました!

先行詞がan emailなので、関係代名詞はwhichが優先します。

thatでも間違いではないけれど、ですよね。

はい。
さらに良いライティングにするために、分詞構文を用いて簡潔にまとめました。
簡潔な文こそが、読みやすくて良いライティングなのです!

なるほど!
いかがでしょうか?
特に、ビジネスEメールや英語試験においては、要点の分かりにくいライティングはNGです。
関係代名詞を使いこなし、すっきりしたライティングで言いたいことを表現できるようになりましょう!
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