【中級】映画を字幕なしで見る

なぜこんなに難しい…
「映画を字幕なしで見れたらいいな」と思っている方は多いのではないでしょうか?
しかし、英語が速くて聞けない。
しかも、聞けたとしても、単語の意味が分からない。
最悪なのは、知ってる単語があっても、速くて聞きとれない。
「この単語、意味なんだっけ?」と思っている間に、どんどんストーリーは進んでいく。。
何度も見てストーリーを熟知している映画ですら、そんな感じのはずです。
子供が主役の映画でも難しい
日本の高校生時代、レンタルビデオが流行り始め、私は洋画にハマってよくレンタルしていました。
ある日、『スタンド・バイ・ミー』というアメリカ映画を見ました。
4人の子供たちが、ひと夏の冒険をするストーリーです。
子供の話す英語は簡単に思えて、「そのうち、英語が聞きとれるようになるんじゃないか?」と思い、繰り返し繰り返し見たのです。
5〜6回見た後、映画の字幕を、隠して見ることに。
ストーリーはほぼ覚えていたので、当然、英語も聞けると思いました。
……でも、なんと全然聞けないのです!!
これは、かなりの衝撃でした。
私は、ただ「話の内容が分かっている」だけだった。
決して、「リスニング力がついた」わけではなかったのです。
その後、大学留学のため渡米し、リスニング力のなさによって大変な思いをすることになります。。
何もやらないとゼロに戻る
留学中は日本人との付き合いを絶っていた時期もあり、文字通り「英語漬け」なので、リスニング力がかなりつきました。
しかし、帰国後は、何もしないとリスニング力は低下してしまう。。
そこで、通訳学校で講座を取り、ディクテーションやシャドウイングという練習方法を知りました。
ディクテーションは、英文を聞き、それを文字に起こすという練習です。
シャドウイングは、聞いた音源をそのまま口に出して発音するという練習法です。
英語講師になる前は、いろいろやお仕事を掛け持ちをしながら、英語の受付業務や通訳のお手伝いをしていました。
そのため、リスニングのトレーニングが習慣になり、毎日欠かさずやることになりました。
そのおかげで、今でもニュースをバイリンガル放送(英語)で見ることができるのだと思います。
トレーニング材料は何がいい?
ディクテーションとシャドウイングのトレーニングをすることで、単語の意味を理解しながら、正しい発音を身につけることができます。
このようなトレーニングが、映画を字幕なしで見ることができるようになる最短距離であり、確実な方法なのです。
ディクテーションやシャドウイングには、会話文の音源など、短いものがよいです。
いきなり映画を題材にディクテーションやシャドウイングをするのは、あまりオススメしません。(特に、政治や医療、犯罪モノの映画は、単語が難しすぎます。)
本屋では、音源付きの洋楽映画やドラマのスクリプト(台本)を売っています。
このような題材は、ディクテーションやシャドウイングにとても役立ちます。
ディクテーションやシャドウイングは、やり方さえマスターすれば、一人でできるトレーニングです。
大切なのは、難易度の高い映画にチャレンジするより、できるようになるまで繰り返しやる根性!!(←ここが最も大事)
ディクテーションやシャドウイングは、すぐにできるようにはなりませんので、ハードル低めで始めましょう。
ハッチ横浜のレッスンでは、このようなトレーニングを正確にできているか、チェックさせてもらっています。
「確実に映画を字幕なしで見られるようになりたい!」という方には、一番オススメの勉強法です。
もし早く効果を出したい場合は、やはりマンツーマン授業などで、講師に見てもらうのが確実ですね。
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