【IELTS W Task 2】マインドマップでアイディア出し
「書けない理由が分からない」
年に数回、大学でIELTSのライティング講座を担当させていただいています。
大学生は、もともと文法とリーディングセクションが得意な人が多いです。
リスニングセクションも、IELTSの場合、攻略法をマスターすれば、そんなに難しくはありません。
一方、ライティングセクションで、「何を書けばいいのか分からない」と悩む学生はかなり多いです。
スピーキングセクション同様、「いくつかアイディアはあるが、実際ライティングしてみると意見がまとまらない」というのです。
「書けない理由が分からない!」という学生も、少なくありません。
一般的に、このようなIELTSライティング初心者は、普段から能動的な意見を出すことがとても苦手です。
受け身はNG!アイディア出し
「書けない理由が分からない」のには、いくつか原因はあると思います。
まず、文化の違いのせいだと思います。
日本語は曖昧さに寛容ですが、英語はそうではありません。
特に、IELTSライティングでは、率直な意見をライティングできるかどうかがとても大切です。
ブレーンストーミングのトレーニングを行い、アイディアだけをアウトプットする練習をしましょう。
また、考え方のせいもあります。
あなたの考え方は、「〜するため」でなく、「〜しないため」というネガティブな表現になりがちではありませんか?
例えば、「太らないために運動する」のような、ネガティブな意見を書く人がすごく多いです。
「体と心に良いので運動をする」のようにポジティブな意見を書かないと、読み手に言いたいことが伝わりません。
能動的なライティング
能動的なIELTSライティングをするには、どうすれば良いのでしょうか?
一人でも、簡単にできる練習があります。
『マインドマップ(マインドマッピング)』というアイディア出し練習です。
一つ一つのアイデアに枝をつけていき、アイディアの整理して行きます。
例えば、「運動ーしんどいーやる気ー達成ーダイエットー好きな服が着られる・自信がつく」など。
覚えておきたいのは、「IELTSライティングに曖昧さは厳禁」ということ。
合わせて、適切な文法や語彙も習得し、スコアアップに努めましょう。
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