【IELTSリーディング】下線よりメモ
シンプル問題でメモもOK
IELTSでは、出題される問題をタスク(Task)と呼びます。
TOEFL® iBTのように聞いたり読んだりしてスピーキングする複合的なタスクはないので、IELTSのタスクはとてもシンプルです。
とはいえ、四技能を1日、もしくは2日で受験するハードなテスト。
特にリーディングのタスクは語数が多く、「時間が足りない!」という生徒さんは少なくありません。
しかし、一般的に紙ベースで受けるテストなので、メモが可能という点は大きなメリットです。
活用しない手はありません。
・スキミング・スキャニングのときの段落分け
・重要単語のチェック
・順接・逆接のチェック
・本文と設問にアンダーライン
など、メモが生きる場所がたくさんあります。
また、IELTSでは、長文をパッセージ(Passage)と呼びます。
スキミング・スキャニングの際、アンダーラインだけでなく、パッセージ横の余白に簡単なメモを書き込むことをお勧めします。
・段落の主旨
・重要語句(人名、職業など)
など、メモをしておくと、パッセージと選択肢を何度も行ったり来たりしないで済みます。
実際、多くの生徒さんが、パッセージにアンダーラインをたくさん引きがち。
これでは、せっかくのスキミング・スキャニングが台なしです。
多すぎるアンダーラインはリーディングの時間がかかる原因となります。
日頃から「余白にメモ」の習慣をつけておくと良いでしょう。
設問の理解で防ぐ!タイムロス
しかし、数ある英語テストの中でも、単語数では最多のIELTSリーディング。
「スキミング・スキャニングの後、すぐに回答!」とはいきません。
スキミングとスキャニングをした後は、設問と選択肢をしっかり読んで理解します。
そうすることで、パッセージと選択肢を行ったり来たりを避けられ、時間をかけすぎずに済むのです。
IELTSリーディングの設問パターンはたくさんあり、語数制限など、条件も少しずつ異なります。
焦って解答しようとするとケアレスミスにつながってしまうので、注意が必要です。
どんなテストも、緊張しない人はいないでしょう。(多少は緊張した方が、集中力が増します!)
しっかり設問の意図を理解し、その内容を頭に入れてからパッセージに戻りましょう。
IELTSリーディングは、客観的な目を忘れず、いかにタスクマネジメントできるかがポイント。
集中力を高めるためにも、日々努力を惜しまないでいただきたいと思います。
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