【IELTS】『対面スピーキング』のための4つの加点ポイント
TOEFL, TOEIC, VersantとIELTSスピーキングテストの「大きな違い」
海外留学や大学院受験するのに国際的に通用する英語試験を受ける人は多いと思いますが、
主な英語試験のスピーキングテストとIELTSスピーキングテストの大きな違いは、「IELTSスピーキングテストは試験官と対面である」ということです。
TOEFL iBT、TOEIC Speaking & Writing、ビジネス英語試験Versantでは、ヘッドセットに向かって合理的にスピーキングするテスト形式を取ります。
一方、IELTSのスピーキングテストは『会話形式』で進められるので、ただ「お題について一方的にスピーキングすればいい」というわけではありません。
予測していない質問も聞かれる場合があり、質問の意図をくみながら臨機応変に対応していくことも必須のスキルです。
IELTSスピーキング『加点ポイント』とは?
IELTSのスピーキングテストには、4つの評価基準があります。
- 語彙力 (Lexical resource)
- 文法力と正確さ (Grammatical range and accuracy)
- 発音 (Pronunciation)
- 流ちょうさと一貫性 (Fluency and coherence)
これらを合わせて0〜9.0点で採点されます。
まず大前提として、「難しい単語や文法を知っていてもスピーキングに生かせないと意味がない」ということ。(1, 2)
ここでの『加点ポイント』は、言い換え(パラフレーズ)です。「言い回しを工夫し英語に変換する」「同じ単語を繰り返し使わない」といったポイントを押さえましょう。
また、リスニングセクションが苦手な人は発音がうまくできていない可能性が高く、加点しづらいといえます。(3)
アイコンタクトなどのジェスチャーや抑揚のないスピーキング、せっかちで早口になりがちな人は注意が必要です。
最後に、文と文のつながり(文の構成)です。(4)
「客観的で具体的な話はあまりしたことがない」「自分の意見が言う機会が少ない」という人は、日本語でも苦手な傾向があります。
これらの『加点ポイント』に気をつけ、試験官とのコミュニケーションを楽しみながらIELTSのスピーキングテスト進めていきましょう。
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