TOEFL ITPで間違いやすい文法TOP 5

TOEFL ITP®の文法問題(Structure & Written Expression)は、短文の穴埋めと語順・形の誤りを選択して英語の基礎力を測るパートです。しかし「単語の意味はわかるのに、なぜか選べない」という受験生が非常に多いのが現実です。
原因は「文の構造」を正しく理解できていないこと。
ここでは、特に間違いやすい文法ポイントを5つに絞って解説します。
1. 主語と動詞の一致
TOEFL ITPで最も頻出かつミスが多いのが、主語と動詞の数の一致です。
見た目が複数形に見えても、実は文法上は「単数」として扱う語が多くあります。
例)Each of the students is responsible for the project.
(それぞれの生徒がプロジェクトに責任を持っている)
多くの受験生が “students” に引きずられて are を正しいと捉えがちですが、文法上の主語は “Each” なので「単数扱い」になります。
ポイント:
- ofでつながる名詞句に注意
2. 形容詞的分詞(現在分詞・過去分詞)
TOEFL ITPでは、分詞を使って名詞を修飾する表現で間違いやすい問題が出ます。
特に「現在分詞(V-ing)」と「過去分詞(V-ed)」 の使い分けや、文中での意味に注意が必要です。
例)
The researching students prepared their reports carefully.
(研究中の学生たちはレポートを丁寧に準備した)
The completed experiment provided valuable data.
(完了された実験は貴重なデータを提供した)
現在分詞(V-ing)は名詞が行っている動作や状態を表す能動的な意味で名詞を修飾し、一方で過去分詞(V-ed)は受動的な意味で名詞を修飾します。
ポイント:
- 現在分詞 → 能動の意味で名詞を修飾
- 過去分詞 → 受動の意味で名詞を修飾
- 文脈 → 分詞の位置で意味が変わるので注意
試験で時間がない中、「これかも!」という答えに飛びついてしまうとあっさり間違えてしまうので要注意です。
3. 接続詞と関係代名詞・関係副詞の混同
TOEFL ITPでは、「接続詞」と「関係詞(関係代名詞・関係副詞)」の区別を正しく理解できているかがよく問われます。
どちらも文をつなぐ働きを持ちますが、名詞を修飾するのか、文全体をつなぐのかで役割が異なります。見た目が似ているため、文構造をしっかり見抜く必要があります。
例)I know the reason why he didn’t come.
(彼が来なかった理由を知っています)
“why” は “the reason” を修飾する「関係副詞」です。
例えば接続詞の“because” は節を導くので、“the reason because” は文法的に誤りになります。
ポイント:
- 接続詞(because, although, whileなど):文と文をつなぐ
- 関係詞(that, which, who, whose, where, whyなど):名詞を修飾する
4. 分詞構文
TOEFL ITPでは、分詞構文で「現在分詞(V-ing)」と「過去分詞(V-ed)」の使い分けを間違える受験生がとても多いです。
特に完了形(having 〜)と組み合わさると複雑になるため、注意が必要です。
例)Having completed the experiment, the researchers analyzed the data.
(実験を完了した後、研究者たちはデータを分析した)
“Having + p.p.” は「〜した後で」を表します。※受け身の意味を持つ「過去分詞(V-ed)」とは異なります。
このような文構造を正しく理解していないと、正解は選べません。
ポイント:
- Having + 過去分詞(p.p.):主節より前に完了した能動の動作を表す
- 過去分詞(V-ed)単独:受動的な意味を表す
- 現在分詞(V-ing):能動的な動作・進行を表す
4. 仮定法
TOEFL ITPでは、If節が現実・非現実のどの状況を示すかを正しく見極める問題が頻出です。
単純な時制の知識だけでなく、文脈上の「現実とのズレ」や、主節の「助動詞(could, would, might)」との対応を理解することがポイントです。
例)If the researchers had more funding, they could conduct a larger study.
(もし研究者たちにもっと資金があれば、より大規模な研究を行うことができただろう)
このように、If節の時制と主節の助動詞の組み合わせで意味が変わるため、文脈を正しく理解することが重要です。
ポイント:
- If + 過去形 :現在・未来の非現実
- If + had + 過去分詞 :過去の非現実
- 助動詞(could / would / might):主節に注目
5. 強調構文(倒置)
TOEFL ITPでは、文章をより強調して伝えるための倒置表現が出ることがあります。
特に強調したい語句を前に出すとき、倒置によって文構造が変化するため、文法的に正しく理解することがポイントです。
例)Only after reviewing the data did the researchers realize the significance of their findings.
(データを精査して初めて、研究者たちは自分たちの発見の重要性に気づいた)
この文では、「時」が強調されています。そのため倒置が起こり、”did the researchers realize” のように主語の順序が変わります。
ポイント:
- 強調語句(Only, Never, Rarely など)に続く倒置に注意
- 主語の位置が変わることに注目
- 文脈から何を強調しているか意識する
まとめ
TOEFL ITPの文法問題(Structure & Written Expression)では、文法の基本を押さえるだけでなく、文全体の構造・文脈・動作の順序を正確に理解することがスコアアップの鍵です。
今回紹介した5項目を重点的に復習し、安定して文法問題の点を獲得しましょう!
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