【第4文型】「与える」の文型を極めよう!

TOEFLのような学術的な英語テストで、頻出するのが「第4文型(SVOO)」と「第5文型(SVOC)」の文型です。
リーディング問題では、文の構造を正確に捉えられるかどうかが得点を大きく左右します。今回は、「第4文型(SVOO)」の文型をTOEFLの得点源に変えるポイントについて理解しましょう!
第4文型(S + V + O + O)とは?
基本の考え方
「人に物を与える」型の文。
V(動詞)は「give型」と覚えると分かりやすいです。
基本の形と意味:
例文)
He gave me a book.(彼は私に本をくれた)
よくある勘違いパターン:
- give me a book(○)
- give to me a book (× → 前置詞ミス)
第4文型を取れる動詞とそうでない動詞
- give, tell, show, send, buy, teach などはSVOOを取る
- explain, introduce, say などは第3文型(SVO)+前置詞 to
→ He explained me the rule.(×)
→ He explained the rule to me.(○)
第4文型(SVOO)→ 第3文型(SVO)+前置詞 に言い換えられるパターン
第4文型の文(S + V + O1 + O2)は、O2(物)を前に出し、O1(人)を前置詞とセットにして言い換えが可能です。
基本パターン:
S + V + O1 + O2
↓
S + V + O2 + to(またはfor)+ O1
前置詞が to になる動詞:
give
send
show
tell
teach
lend
payなど
※動作が「相手に向かっていく」イメージは to を使う
前置詞が for になる動詞:
buy
make
cook
find
get
build
※動作が「相手の利益のため」になる場合は for を使う。
第4文型(SVOO)は「誰に、何を」を一瞬でつかめる
第4文型(SVOO)は、「主語が、誰に、何を、どうしたか」という情報の流れをつかむことができます。
長文に名詞が多く並んでいる中で、「相手(O1)」に何を「物(O2)」与えるのかを見抜くつもりで理解します。
例:
The professor gave the students a challenging assignment.
「教授が、学生に、難しい課題を、与えた」
→ “the students” は「誰に( O1)」、 “a challenging assignment” は 「何を(O2)」。
リーディングのポイント:
「誰が誰に何をしたか」を見抜くと、文の主旨が明確になる。
TOEFLのリーディングでは、「どの対象に、どんな影響を与えたのか」を問う設問が多く、第4文型(SVOO)の構造理解がヒントになる。
「give」「offer」「send」「show」「teach」などを見つけたら、、、
→ そのあとに来る 「人(O1)+物(O2)」 をチェックして、影響関係を即把握!
まとめ:第4文型(SVOO)で「読む速度」が変わる!
TOEFLリーディングは、「なんとなく」の感覚では読めません。
第4文型(SVOO)を理解することで、パッセージ(本文)や問題文の「正確な」理解にもつながります。文型を見分ける=正しく理解できるということなのです。
文の骨格を一瞬でつかめるようになれば、知識は「点」に変わります。あなたも第4文型(SVOO)をしっかり理解して、得点アップの味方にしましょう!
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