【全3回】英語履歴書&面接講座 1

自分史を英語で

講師をやりながらアーティスト活動をしていたご縁で、横浜市中区にあるアート施設で滞在制作をするアーティストさん向けに、『アーティストのための英語履歴書&面接講座』を行いました。

NPO法人黄金町エリアマネジメントセンターが管理するこのエリアは、桜木町駅から徒歩10分。みなとみらいエリアの、反対側です。

夜の繁華街、野毛エリアからほど近くにある京急線高架下には、多数のアートスタジオがあります。

言うまでもなく、アーティストには作業場(アトリエ)が必要です。

しかし、アーティストがアトリエを借りるのは至難の技。

アートに必要な材料や作品は、だいたい汚れや臭いがつきもの。大家さんが「いくら汚してもいいよ!」なんて賃貸物件、まずありません。

おまけに、作品の保管場所が必要です。アーティストの苦労をあげたら、キリがない!

活動場所も、海外での滞在制作は当たり前。

滞在制作のオープンコール(募集)の申し込みを英語で送るなんてことは、アーティストにとって必須のスキルと言っても過言ではありません。

そんな状況を生き抜いてきたアーティストの一人一人が、濃い〜自分史をお持ちです。

今回も、個性豊かなアーティストさんたちが参加してくださいました。

経歴は新しい順で

英語の履歴書は、resumeやCVといいます。

resumeやCVは、どちらかというと、職務経歴書に近いです。

また、英語版は、日本語版といくつか異なる点があります。

まず、英語版は、情報は新しい順に記述します。

最新の活動は詳しく書きますが、現在の活動と関係が乏しい情報は、何年もさかのぼってまで載せません。

さらに、日本語版のような規格に従った用紙はありませんので、デザインに工夫が必要です。

文字のサイズやスタイルを工夫したり、タイトルやサブタイトルでメリハリをつけたりして、A4紙におさまるデザインの履歴書を作ります。

便利なのは、日本語版のように手書きの必要がないこと。修正可能ですし、メール添付で提出できます。

カバレターで自己PR

英語の履歴書には、カバーレター(添え状)が必要です。

履歴書をメール添付する場合、メール本文がカバーレターの役割をします。

履歴書は、とてもフォーマルな書類。カバーレターも、フォーマルなライティングを意識します。

「フォーマルな英語ライティングって難しそう…」と思うかもしれませんが、日本語版と同様、ある程度はひな形通りで大丈夫!

ただし、日本語版と大きく違うのは、アピールの度合いです。

日本語版では、遠回しで間接的な表現が好まれるため、直接的なアピールはあまりしません。

一方、英語版のアピールは、とっても率直です。

経歴のみならず、性格やパーソナリティの良い点についても、率直に書きます。

「私は誰とでも分け隔てなく接することができる柔軟さがあり、初対面の人ともすぐ仲良くなれるチームワークに長けた人間です。」なんてことは、普通に書きます。

逆に、あまり謙遜しないように気をつけたいところです。

文字に込めた熱いメッセージ

率直な自己アピールというのは、最初はハードルが高いかもしれません。

おまけに、英語履歴書の作成には、ある程度の英語力とテクニックも必要です。

でも、自己アピールする機会なんて、なかなかありません。

せっかくのチャンス。「たいだい他の人と同じでいいや」では、もったいないと思います。

英語の履歴書を書くときには、必ず思い出してください。

『履歴書は、A4用紙に込めた熱いメッセージ!』

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