DETスピーキング:どんな問題が出る?

Duolingo English Test(DET)のスピーキングセクションは、「どんな問題が出るのかわかりにくい」と感じる受験者が多いと思います。

AIによる自動採点と適応型出題(Computer Adaptive)の組み合わせによって「発音」「語彙」「文法」「流暢さ」「内容の一貫性」など複数の要素が判定され、出題形式は短い応答から自由発話まで幅広く設定されています。

今回は、DETスピーキングの「出題内容とその目的」を見ていきましょう。

※以下は、Duolingo English Testのスピーキング問題の一例(参考例)です。実際の問題内容とは異なります。

1. 出題される主なスピーキング問題

DETでは、テストの中でスピーキング能力を測るタスクが複数の形で出題されます。公式資料に基づく主な形式は次のとおりです。

● Read Aloud(音読)

画面に表示された英文を音読するタスクです。
発音の自然さや声の明瞭さが重視され、短時間で自分の英語音声を出す初級のステップとなります。

  • 正確な発音
  • リズムやイントネーション
  • 読みの流暢さ

が評価されます。

● Read, Then Speak(読んでから話す)

短い質問やトピックを読んでから、自分の意見や説明を話す形式です。
数秒の準備時間のあと、30秒〜90秒程度で話す時間があります。

例)Do you prefer studying alone or with others? Explain why.

解答例)I prefer studying alone because it allows me to focus better.
When I study by myself, I can choose my own pace and spend more time on the topics I find difficult.
However, I sometimes study with friends when I need to discuss ideas or prepare for group projects.
In general, I think studying alone helps me stay more productive and independent.(約45秒)

  • 質問に対して、「理由」や「具体例」を含めて答える力が求められます。

● Listen, Then Speak(聞いてから話す)

音声で提示された質問に対して、音声で答える形式です。リスニング理解とスピーキングの両方が必要になります。
質問の再生後、準備時間はほとんどなく(1〜2秒程度)、録音が自動的に始まります。解答時間は最大30秒です。

例)What do you usually do on weekends?

解答例)On weekends, I usually spend time with my friends or family.
Sometimes I go to the park, watch movies, or study at a café.
I try to relax and get ready for the next week.(約30秒)

  • 聞き取った内容をすぐに理解し、自分の考えをまとめて口頭で伝える力が測られます。

● Describe Image(イメージ描写)

写真やイラストを見て、その内容を説明するタスクです。
視覚情報をもとに、英語で整理して発話するスキルを測定します。

画像が提示されたあとに短い準備時間(約20秒)があり、その後、自動的に録音が始まります。解答時間は最大90秒です。

例)公園で数人がピクニックをしている写真について描写する

解答例)In this picture, a small group of people is having a picnic in a park.
They are sitting on a blanket, talking and enjoying their food.
Some people are playing with a ball, while others are taking photos.
It looks like a sunny day, and everyone seems happy and relaxed.
I think they are friends spending a nice afternoon together.(約40秒)

  • 写真の中で何が起きているか
  • どんな状況か
  • 自分の推測(何をしているように見えるか)

を順序立てて説明する力が問われます。

● Speaking Sample(自由発話)

テストの最後に録音されるサンプル回答です。これは採点対象ではなく、大学や機関が受験者の自然なスピーキングを確認するためのものです。

提示されたトピックに対して1〜3分程度で話します。

例)Describe a memorable event in your life and explain why it was important to you.

解答例)One of the most memorable events in my life was when I joined my high school music club.
I learned how to play the guitar and performed on stage for the first time.
It was important because it helped me overcome my fear of speaking or performing in front of people.
That experience made me more confident and open to trying new things.(抜粋・約40秒)

2. どんな力が測られているか

これらのタスクは、単に「話す」だけでなく、次のような複合的なスキルをAIによって自動採点で評価されています。

  • 発音(Pronunciation):聞き取りやすさが重視され、完璧である必要はありません。
  • 文法・語彙(Grammar & Vocabulary):文法の正確さよりも、意味が正しく伝わるかが評価されます。
  • 流暢さ(Fluency):話すリズムや間の取り方、詰まりの少なさが評価対象です。
  • 発話内容・構成(Discourse/Content):問いかけに対して論理的で関連性のある応答ができているかが見られます。

3. 勉強・準備すべきポイント

スピーキングで高得点を狙うには、公式評価観点を意識した学習が効果的です。

具体的には、以下のような点に注意して学習に取り組むと良いでしょう。

  • 発音練習:文章を声に出して読み、聞き手に伝わるクリアな発音を意識する。
  • 語彙・文法の整理:意味が伝わる文章を作れるように、よく使う表現や構文を練習。
  • 流暢さの向上:短時間で言いたいことをまとめ、間を詰めすぎず自然に話す練習。
  • 発話内容の整理:写真やイラストを見て話す際に、順序立てて説明する練習。
  • 即時応答力:短い質問に対して瞬発的に応答できるよう、簡単な質問への回答練習。

これらは公式資料に基づく評価観点を意識した準備法で、意味を正しく伝えられるスピーキング力を伸ばすことにつながります。

まとめ

DETスピーキングは、発音や文法だけでなく、意味を明確に伝える力や即時応答力が重視されるテストです。

公式の評価観点(加点ポイント)を理解し、発音・語彙・流暢さ・内容の整理を意識して練習することで、より高いスコアを狙うことができます。

まずは自分の言葉でしっかり話す練習から始めて、スピーキング力を着実に伸ばしていきましょう!

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