外国人が英語を話しているイメージというと、豊富な表情に比較的派手なジェスチャー。
おそらくほとんどの方が、同意してくださると思います。

実は、日本人もニコニコして頭を上下に動かしてうなずいたり、手をひらひらさせて「良い」「悪い」を表現するジェスチャーなどを派手にやっています。

それに、日本語は擬音や擬態などの言葉が豊富です。
「日本語は英語に比べて平坦だから」と聞くと、「そうですか!?」と反論したくなるのも理解していただけると思います。

英語を話す人たちのノリがやたらといいようなギャップを感じるのは、ジェスチャーの違いだけでなく、欧米とアジアにある文化の違いが大きく関わっていると考えられます。
英語圏は言葉の裏が少なく表現がストレートな言語の文化であり、日本語は、(他人に対してはひときわ)遠回しな表現を多用する文化であるためです。

よく「英語で話してると、焦って何話していいのか忘れる」「どうしても日本語から英語に訳してしまう」という声を聞きます。

私たち日本人が欧米人の表情やジェスチャーを真似すると、そちらに気をとられるため早口になり、相手に言いたいことが伝わらない可能性が高くなります。
早口になるということは焦っているということで、そのためほとんど何も考えずに話し始めてしまう可能性が上がります。

つまり、英語に大事な主語や時制、単語の置きかえ(類義語を見つける)を無視しがちになるのです。

楽しいグループでの英会話レッスンは文化の相違を体験できるのですが、言いたいことを言える”通じる英語”を話す練習にならないこともあるので注意が必要です。

大人が始める英会話は、「まず考えて、それから話す」をしっかりやることです。ノリは、その後ついてきます。